こんにちは、臨です。
今回は、「自分を成長させるための環境構築」についてお話ししようと思います。
習慣がどうとか、勉強方法がどうとか色々語っていますが、
正直なところ、環境づくりが9割と言っても過言ではないです。環境をつくると、その場所に合わせて自然と変わっていくのが人間だからですね。
最初に結論から
自分を変えるためのポイント
・自分の目標に合った友達を選ぶ
・その人になりたいか?で本を選ぶ
・お気に入りの服を着る
・いいものを選ぶ目を育てる
では、早速本題に入りますね。
はじめに
こう書くと、「友達って選ぶモノじゃないでしょ。自分にあった人を選ぶべきでしょ」と言われそうですが、全くもってその通りです。
ただ、覚えておいていただきたいのは、
「人間は、いつも周りにいる5人の平均をとったような人になる」
そんなアメリカの起業家ジム・ローンの言葉です。
周りに太っている人が多ければ、太りやすくなるし、
テストの成績がいい人に囲まれれば、自分も点数が上がりやすくなる、という話です。
なんとなく実体験としてある気がしませんか?
僕は高校2年生の頃に、席替えで自分の周りに成績上位者が集まったことがあり
自然と彼らに負けないように勉強した結果、かなり成績が上がりました。
つまり自分を成長させるには、
・戦略的に自分の周囲の人物を選ぶ
・周囲に合わせて、自分を変えていく
この流れの繰り返しが必要なわけです。
ハシゴを登っていく様子をイメージで考えるとわかりやすい。環境を変える→自分をそこにフィットさせる→さらに環境を変える→そこに自分をフィットさせる…という繰り返し。
①自分の目標に合った友達を選ぶ
「日常的に関わる友人関係」の厳選です。
この章のポイント
お金を稼ぎたいなら、お金を稼いでいる人と友達になる
簡単に言うと「成長意欲がない。何か違うな…」と感じる人とは無理に時間を使って会わないこと。
「もっと成長したい!」と思って活動していると、成長意欲のない人とは自然と話が合わなくなってくるもの。
あなたが「仕事を頑張ってもっと稼ぎたい!」と思っているとしたら、大学時代の昔話ばかりしている仲間とは会いたくなくなってくるでしょう。
*ただし無下に扱ったり、関係を絶ってしまうと将来的に友達がいなくなってしまうので…少し距離を置いてみる等工夫してみるのが良いですね。
ただ、「稼ぎたいから、年収1000万の人を周りに集めよう」と思っても、なかなか難しい。
簡単に友人関係を入れ替えていけるのなら苦労はないです。
そんな時は、本や動画などのコンテンツとして周りに置くようにしましょう。
次の章で詳しく説明しますね。
②その人になりたいか?で本を選ぶ
わかりやすく「本」と書きましたが本に限らず、今の時代はコンテンツも無数にありますから、
選ぶ力が求められます。
この章のポイント
“この人になりたいか”という基準で、本や動画を選ぶ
*小説や映画は、自分が見たいかどうか?を優先してください。この基準はあくまで、自分を成長させるために周りに置くモノとして考えた場合です。
「稼いでいる人ならなんでもいいから周りに置こう」とすると、ホリエモンや西野亮廣さんのコンテンツを最初に視聴して沼にハマると思いますが、一度考えてみてほしい。
彼らのコンテンツはめちゃ面白いし、頭が良くなったような気になる。(実際になれるのかもしれません)
ただ、今回のテーマ「周りの5人の平均になる」という視点で考えてみましょう。
あなたは、ホリエモンや西野さんになりたいですか?
周りに置くと言うことは、その人も自分の構成要素の一部として加えるということです。
ひろゆきさんのコンテンツばかりをみてしまうという場合にも、質問したい。
あなたは、ひろゆきになりたいですか?
僕は、別になりたくはないので意図的にみないようにしています。嫌いじゃないですよ。めちゃ面白くて中毒性があるからこそ。
*ちなみに余談ですが、彼ら(ホリエモン、西野さん、ひろゆき…)の本や動画がなぜ面白いのか?と言うと僕たち凡人にわかりやすいように話すのが上手いからです。そして、凡人が言って欲しい言葉を熟知しているからです。
「俺もできるかもしれない!」というアドレナリンを出してくれますが、彼らの上手な味付けによるものという認識は持っておいた方がいい。
③お気に入りの服を着る
お気に入りの服を着て出かけた日は、いつもより自分に自信が持てている。そんな感覚ないですか?
僕は、少し背伸びして買ったメゾンキツネのスウェットを着ている時、
モレスキンの手帳を開いて、プラチナ万年筆で日記を書いている瞬間にテンションが上がります。
“普段使うモノを、少しいいものに変える”と自分も変わっていきます。
この章のポイント
・身につけるものを変える
・周囲の印象が変わる
・周りの褒め言葉に影響されて、さらに成長したくなる
服やバッグ、財布、キーケース、イヤホンなどの持ち物だけでなく、
ベッドやデスク、など人目には触れないけれど、自分の部屋に置いて日常生活で触れるものまで。
自分の気持ちが上がるだけではなくて、“お気に入りのアイテムに囲まれている人”へと徐々に変わっていきます。
スピリチュアルな話でもなんでもなくて、単純な人間性質の話です。僕の個人的な経験でもある。
こだわりを持って身の回りのものを揃えていると、
「〇〇さんってオシャレだよね」と言われる瞬間が来る。
一度そう言われると、なんだかそんな気がしてくる。もっとオシャレだと思われたい、と変わっていくんですね。
さらに「〇〇さんってオシャレですよね」と誰かが言うと、他の人もそういう目で見てくれる。
周りからの見られ方にすごく左右されてしまうからこそ、それを逆手に取りましょう。
ただし、ブランドものを揃えすぎると、周囲からブランド志向がある人という見られ方をして、
「よく見せたい」という自分の虚栄心も大きくなってしまう。
“身につけるものが、自分を変える”というポイントを押さえておいてほしいのと同時に、
“悪い方向に変えてしまいかねない諸刃の剣”というポイントも心に留めておいてください。
偽物を見抜く力を鍛える
ここまで、周りに置く友達・コンテンツ・アイテムを選びましょう、という話をしてきました。
それらの中には偽物も混ざっているので、気をつけましょうねということです。
この章のポイント
欲求だけで、周りのモノを選ばない
お金を稼ぎたいから、稼いでいる人と友達になる!と行動すると、マルチ商法や詐欺まがいのビジネスでお金を稼ぐ人にマッチしてしまう。
ここでも、“その人みたいになりたいか?”という問いが大事になってくる。
お金さえ稼げれば、いいのか?
人を泣かせて得たお金で乗る高級車、住むタワーマンションは嬉しいだろうか?と自分に問うてください。
最近もニュースでモノなしマルチ集団が摘発されていました。僕は、あんな小物にはなりたくないです。
なりたい姿で言うならば、自分の利益だけではなくてみんなの利益まで考えられるような、
渋沢栄一や稲盛和夫を目指したいじゃないですか。
都度、更新していきましょう
あくまで個々人のビジョンによるので、“その人になりたいか?”以上のことは言えませんが、
あえて僕個人がどんな風に変えていきたいか?をお話しすると…
①自分の目標に合った友達を選ぶ
→愚痴ばかり言わない。未来を考えている人
②その人になりたいか?で本を選ぶ
→渋沢栄一、稲盛和夫をはじめ、汚い生き方をしていない経営者の本やコンテンツ
③お気に入りの服を着る
→華美ではなく、シンプルかつ大人として質の良いものを着る。(Theory, Graph)
このポイントも数年後には更新されているかもしれません。
都度、更新していくことも大事です。それも自分が成長・変化している証ですからね。